top of page
記事: Blog2 Post

図書館フレンズべっぷ第8回運営委員会を開催しました

  • 図書館フレンズべっぷ
  • 2022年1月26日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年2月2日

2022年1月18日(火 )19:00~

野口ふれあい交流センター

参加者:運営委員 7名

  1. 大分合同新聞2022.1.7記事について不安や心配の声噴出

「雑誌のカバー、貸出票に広告 スポンサー制度導入へ 別府市立図書館」

市立図書館の閲覧用の雑誌につける「透明カバー」と、本を借りた人に渡す「貸出票の裏面」に、企業・団体の広告を載せるスポンサー制度を導入する。

 記事では「スポンサーがつけば浮いた経費で購入する雑誌を増やす」と書かれていましたが、

・広告がつかない雑誌は購入をやめたりするのではないか?

・一般受けするものだけの選本にならないだろうか?

・図書館に企業の広告はそぐわないのではないだろうか。

・県内の図書館では7館が同様の広告を導入済と記載されていたが、調査が必要。

など、多岐にわたり意見が交わされました。

  1. 図書館の自由 第113号 について個人情報の管理体制に危機感をおぼえる

 法政大学図書館の利用履歴保存サービス導入をめぐって

 学生は蚊帳の外で学部長会議で導入が決定

 学生が法政大学図書館の利用履歴保存サービス導入に反対し図書館の自由の尊重を求める要望と署名1,102筆を集め提出

※「利用履歴保存サービス」は利用者の個人情報を蓄積するシステム

【図書館の自由に関する宣言】をもう一度確認しました

 図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することを、もっとも重要な任務とする。

この任務を果たすため、図書館は次のことを確認し実践する。

第1 図書館は資料収集の自由を有する。

第2 図書館は資料提供の自由を有する。

第3 図書館は利用者の秘密を守る。

第4 図書館はすべての検閲に反対する。

図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。

 そもそも図書館は上記のような場所で、利用者の個人情報は守られる場所であるはずなのに、履歴が保管され利用される可能性があったり、情報が外部に漏洩する危険も生まれるこのようなシステムが導入されることはとても怖いね、と感想を出し合いました。

 そして、利用者のプライバシー保護についてこれからもっと学ぶ必要があると感じました。

 コロナ禍でなければ、専門家を招いて学習会を公開講座として開催したいねという意見も出ました。

コメント


bottom of page